横浜市鶴見区の宮治歯科医院、院長宮治俊朗です。
むし歯や歯周病を防ぐには、まずは、歯に歯垢を作らせないことが大事になります。そのためには、食習慣の改善や歯の定期的なメンテナンスが必要になりますが、まずは以下のことを知っておくことが大事です。
- 歯に付着しやすく砂糖が口の中に残りやすい食べ物を減らす
- 噛みごたえのある食べ物をとって唾液の分泌を促し、糖質を洗い流す
- 間食の回数や時間に注意して、歯が酸に触れる時間を短くする
- 就寝直前の食事はやめる
その上で、むし歯になりやすい食べ物の特徴も知っておくことが大事です。
- 砂糖を多く含む
- 口の中に入れている時間が長い
- 歯に付いて口の中に残りやすい食べ物
これらの食べ物を食べた後は、歯を磨く、口をすすぐなどして、食べ物を口の中に残さないようにしましょう。
具体的には
食品名 |
フルーツ
野菜 乳製品 |
ポテトチップス
せんべい |
ケーキ
ジャム ゼリー |
チョコレート
クッキー |
カステラ
ビスケット |
キャンディ
ガム |
歯垢や酸を作る力 | 低 | 低 | 高 | 高 | 高 | 高 |
口の中に入れている時間 | 短 | 短 | 短 | 短 | 短 | 長 |
口の中への残りやすさ | 低 | 高、中 | 低 | 中 | 高 | 低 |
この表のようになります。
どんな食べ物が、口の中でどういう状態の時に、むし歯や歯周病になりやすいか、を知っておくことも大事ですね。