横浜市鶴見区の宮治歯科医院、院長宮治俊朗です。
「歯磨きは大事ですよ」
と言われますが、そもそもなぜ歯磨きが大事なのか知っていますか?
もちろん、歯の汚れを落とすためですよね。
ただ、歯磨きの目的はそれだけではありません。
あらためて、歯磨きの三つの目的をお伝えいたします。
むし歯や歯周病の原因となる細菌は、耳かき一杯の歯垢の中に1億個以上いると言われています。この細菌が、食べ物の中の糖質を栄養にして酸を出し、その酸が歯の表面を溶かします。それを防ぐために、食事後歯磨きをして、プラークを落とすというのが1番の目的です。
それだけでなく、歯磨き剤の中には、むし歯予防に効くフッ素など薬効成分が含まれています。こうした成分を、歯の表面や口のすみずみまで広げることも歯磨きの目的の一つです。
また、歯ブラシで歯肉をマッサージして血流をよくすることで、歯肉炎の治りをよくすることも歯磨きの目的の一つになります。
もちろん、ただ歯磨きをすればいいということではなく、これらの目的をしっかりとはたす磨き方が大事なってきます。
宮治歯科医院でも、効果的な歯磨きの仕方の指導を行っておりますので、ぜひスタッフに聞いて、正しい歯磨きの仕方をマスターしてください。