横浜市鶴見区の宮治歯科医院、院長宮治俊朗です。
意外と知られていないですが、40代以降にお口の健康が維持できるかどうかは、30代が大きなターニングポイントになります。
30代の頃から歯に対して高い意識を持ち、定期的な検診を行うことで、40代以降の歯のリスクを大幅に抑えることが可能になります。
日本人は20代後半から30代前半にかけて、歯周病になる人が大幅に増えると言われています。
「でも、知り合いの30代の人で、歯周病になったという人はあまり聞かないけどな」
と思う方もおられるかもしれませんが、基本的に歯周病は痛みがない病気なので、初期の頃には気づかないケースが多くみられます。そして、痛みが出てくる頃には手遅れになっているケースが多いです。
30代は仕事もプライベートも含め、昇進、転職、結婚、出産など生活に変化が出たり、とても忙しい時期です。
また、その生活の変化から強いストレスを感じ、生活習慣が乱れることもあります。
「歯のことに時間を使っている場合じゃないよ」
というのが本音かもしれませんが、だからこそ、40代以降への投資だと思って、お口のケアに対する意識を上げていきましょう。40代以降の充実した生活の基盤になりますよ。